高校では、ワンダーフォーゲル略してワンゲル部にいました。
その当時はそれほど楽しいとは思わなかったけど、山を欲する体になってしまったらしい。
社会人になってからも1年に1回は山に行っていたけど、最近はすっかりご無沙汰に。
そんなんで、台風と秋雨が一休みした日曜日に、2年ぶりの山へ。
場所は、山梨県にある瑞牆(みずがき)山。日本百名山の1つ。
高校に始めて登ってから早12年。今回で7回目になります。
高校時代は、増富温泉からこの林道を2時間かけて歩いていました。
今は、車で楽チン。
増富温泉から20分ほどで、ベースとなるみずがき山荘に到着。
車はここまで。観光シーズンにはバスも通るようになり、だいぶ便利になってた。
紅葉はまだまだ始まりだったけど、ここのモミジだけは、鮮やかに色づいていた。
準備をすませ、6時に出発。
登り始めて5分ほどは、ゆるやかな登りが続きます。
ここを歩くのは、なぜかわからないけどすごく好きだな。
そこからは急登を行くこと20分。富士見山荘に到着。
ここは、金峰山と瑞牆山に道が別れ、ベースキャンプを張る場所でもあります。
ここのおっちゃん、いつも愛想悪かったよなぁ。と思いながらとっとと通過。
さらに15分ほど歩くと沢に到着。
ここからは、頂上まで一気に登ります。
台風の影響か、道しるべが見つからず途中迷いながらも進み、天狗岩まで到着。
ここまで来れば、頂上まであと少し。
歩き始めてから1時間半で、ついに山頂に到着。
登りきった先には、良く晴れて、くっきり見える富士山がお出迎え。
たいていの山って、一度登るともういいやって思うことが多いと思う。
高校の時に何度も行った丹沢なんて、もう二度と登らないと思っているけど。
そんな中で、この山に何度も登りたいかと思うと、360°のパノラマを味わえるから。
今回は特に綺麗に晴れて、遠くの方まで良く見えました。
では、瑞牆山のパノラマを紹介。
(左)富士山。まだ雪が積もっていないけど、シルエットはやっぱり綺麗。
(右)金峰山。同じく日本百名山の1つ。こっちは、しばらく登っていないなぁ。
(左)南アルプス。一度は登ってみたいなぁ。
(右)八ヶ岳。高校の頃チャレンジすれど、台風で登れず。もう登らないかな。
そして、浅間山。最初、横一線に黒い雲が出ているようで、何かと思っていたら、噴煙が風に流れていたせいだったらしい。
途中にあった、天狗岩もこの高さに。風も強いせいか、やっぱり高いところは怖いや。
1時間ほど頂上で景色をゆっくり見ることができたので、下山は楽々。
10時前には、瑞牆山荘に戻って来れました。
帰りの林道は、途中途中で立ち止まりながら、林道を散策。
重いザックをしょって歩いていた時は余裕がなかったかけど、マイナスイオン満点の風景が楽しめます。
もう1か月くらいで、紅葉も綺麗になりそうです。
最後は、もちろん温泉へ。今回は麓にある増富温泉ではなく、明野村にある「ふるさと太陽村」に行ってきました。
無色だけど、ぬめりがあり肌に良さそう。そして、南アルプスを見ながら温泉に入れます。
良いという噂は本当でした。
来年の始めには、長年連れ添ったシビック君を手放すので、これでしばらくは瑞牆山に行くこともなさそうです。
それにしても、久しぶりの登山は経験も鈍ってしまい、なかなかバテバテな山行になってしまいました。鍛えなおして、来年にでも新しい山にチャレンジしてみようかと思います。
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